アンバー(琥珀)の意味と効果について

パワーストーン

みなさんはパワーストーンの存在をご存知ですか?古くからいろいろなエネルギーが宿るとされているパワーストーン。

恋愛運や金運、健康運まで、その種類や組み合わせによってたくさんの効果を持ち主に与えてくれます。

ここではその中からアンバー(琥珀)をご紹介いたします。

アンバー(琥珀)の意味

アンバーは文献によると紀元前2000年頃より人々に愛されたパワーストーンです。

富の象徴とされたアンバーは持っている人を豊かにすると言われ、富を得た人がこよなく愛し、考古学の学者のお墓からも出土されています。

原料が樹脂のため、アンバーには古代の植物や昆虫が混入することもあります。そこから古くは狩りの成功を祈り、現代では営業活動を成就させると考えられ、起業家やビジネスマンの仕事運を上昇させるアイテムとして人気が高いです。

アンバーは昔から貿易品で重用されるほど各国での人気が高いです。中国ではその昔、虎魄と表されていて、虎の魂が石として具現化されたものだと伝えられていました。

樹脂からなるこの石は、樹木や植物をイメージさせてくれます。

植物が二酸化炭素を酸素に変えるように、体内の陰のエネルギーを陽に切り替えてくれる気の循環をサポートしてくれるパワーストーンです。

精神的な気の循環だけではなく、肉体的に余分な力も程よく抜いてくれるこの石は、緊張の緩和に効果があるとされ、受験や出産などにも非常にエネルギーを発揮してくれるとされています。

アンバー(琥珀)の鉱物データ

英語名はAmber、和名は琥珀 (こはく)

成分 → C10H16O + H2S
硬度 → 2~2.5
比重 → 1.05~1.10
結晶 → 非晶系

アンバーを分類学上で分別すると実は鉱物ではなく、長い年月をかけて植物の樹脂固まり、化石化したものです。

約3000万年以前の年月が感じさせてくれる魅力はアクセサリーとして古くから重用されてきました。

もとが樹液のため、非常に高度が低く、アクセサリーとして使用できる硬さになるためには3000万年という年月を要します。

現在流通しているアンバーはドミニカ共和国か、バルト海沿岸の国々で産出されているものが中心です。

アンバー(琥珀)の主な原産国

ドミニカ共和国、リトアニア、東プロイセン、カリーニングラード州、ポモージェなど

アンバー(琥珀)の色

黄(濃淡)、緑、橙、帯緑黄、帯褐黄、紫、青、赤など

アンバー(琥珀)のおすすめの浄化方法

ホワイトセージのお香、水晶、音、月光浴、水による浄化がおすすめです。

アンバーはパワーストーンの中でも、とても硬度の低い衝撃に弱い石なので、取り扱いには細心の注意を払わなければすぐに傷がつき価値が落ちてしまいますので気を付けましょう。

日光浴での浄化は、強い日光にあてると繊細な色が変色を起こし失われてしまう可能性がありますので注意が必要です。

アンバー(琥珀)の伝説や言い伝え

アンバーには大きく2つの種類が存在します。

地層に埋もれて固まった山琥珀とも呼ばれているピットアンバーと、その地層が崩れて海に流出して出来上がった海琥珀とも呼ばれるシーアンバーです。

ドミニカ共和国産のものはピットアンバーが多く、色彩は淡い青色が特徴的なブルーアンバーが有名です。シーアンバーはバルト海近辺の国々で最初に見つかりました。

アンバーの重量は非常に軽く、海水に浮くほどなので海流に流され岸辺にそのまま着岸します。このバルト海近辺で採れるシーアンバーはバルチックアンバーと呼ばれ、その代表格です。

アンバーの由来は、anbarとアラビア語で表されるマッコウクジラの吐き出す竜涎香に似ていることから名づけられました。燃やした時の香りと、大海を悠然と漂う様子からインスピレーションを受けたとされています。

アンバー(琥珀)と相性の良い組み合わせのパワーストーン

ガーネット【免疫力の向上】
チャロアイト【肉体の不調を改善するサポート】
サンストーン【能力の成長】
シトリン【精神の明朗化】
スモーキークォーツ【邪気からの保護、緊張の緩和】
タイガーアイ + アマゾナイト【ギャンブル運の向上】
アメジスト【精神の安定】
タイガーアイ【緊張を緩和し、勝負強さの向上】
オニキス + スモーキークォーツ【精神を安定させ、免疫力の向上】
アクアマリン【邪気を祓い癒す、素直に精神を表現】
グリーンフローライト【気の循環の良化】
フローライト + ムーンストーン【頭脳の明晰化、創造力の向上】
カーネリアン【成功の成就】
アベンチュリン【自然のパワーで気の循環をサポート】
アイオライト【負の感情からの脱却】

アンバーは世界各国で産出が確認されています。その国によって品質が異なるので、吟味して選ぶ必要があります。

他のパワーストーンにはあまりない特徴としては、内包物が存在することです。内包物や色彩で効用が変化しますが、その中でもポピュラーで人気が高いのは澄んだ黄色のものです。

色彩的には黄緑やオレンジも人気が高く、植物や昆虫が内包されているものは収集家たちの間では高値で取引されています。

不純物や内包物が少ないものがアクセサリーではよく使用されていますが、安価なニセモノも流通しているので注意して購入してください。

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