島根県といえば須佐之男命が活躍した出雲になります。
名前が変わっても昔からの言い伝えは今なお受け継がれていてパワースポットがたくさんあります。
そんな島根で厳選した強力なご利益と癒し、開運効果のあるオススメの人気パワースポットをご紹介します。
出雲大社
出雲大社
住所: 島根県出雲市大社町杵築東195 アクセス方法: 電話番号: 0853-53-3100 料金: 無料 ホームページ: 出雲大社 |
島根といえば出雲大社は外せないですよね。
毎年11月に神在月という全国の神様が集まる神にまつわる儀式があります。
この11月にこれから人生で起こることが決まると言われていて、人間関係もここできまるようです。出雲大社が縁結びと言われる理由はこの事から来ているそうです。
出雲大社に祀られているのは国づくりの神様である大国主命です。大国主命というのは昔日本を切り開いた神様として知られていて、医療や農業などを人々に伝えたそうです。
その後大国主命は天照大神に国を譲りましたが、その時に天照大神は永遠に変わらない神域を納めてくれる代わりに大きな社を立てると約束したそうです。
そして天照大神は大きな社殿をつくり大国主命はそこに鎮座したそうです。これが出雲大社の始まりだといわれています。
出雲大社の境内をみるとうさぎを象った像がいくつもあるのでそれらも見てみてください。
出雲を象徴するものといえばうさぎですが、昔は勾玉だったそうです。勾玉は装飾品の1つで、遺跡からはたくさんの勾玉が出てきています。
そして、出雲大社に行かれたら古代出雲歴史博物館にも寄ってみてください。
中に入ると昔の出雲大社が縮小スケールで再現されていたり埋蔵品などが見れてとても楽しいですし勉強になりますよ。
須佐神社
須佐神社
住所: 島根県出雲市佐田町須佐730 アクセス方法: 電話番号: 0853-84-0605 料金: 無料 ホームページ: 須佐神社 |
須佐神社は須佐之男命が亡くなったといわれる場所です。
須佐之男命は日本の色んな場所を切り開いて周り、最後にこの場所に辿りついたと伝えられています。
そしてこの場所がとても気に入ったので自分の名前を土地につけて魂を鎮めたといいます。それが須佐神社の始まりだと言われています。
そんな須佐神社には七不思議があります。
1つ目が塩ノ井という土地を浄化する時に使ったといわれるもの、そして2つ目が相生松という2本の松が1本になったもの。
3つ目が白馬に変り異常を予言したとされる神馬、4つ目は須佐之男命の妻であるクシナダがお産の時に使った道具を柏と松の葉っぱでくるんで流した事からできたと言われる神紋。
5つ目が農作物に影響を及ぼし伐採されたと言われる影無桜。
6つ目が神社の西側にできた谷に出た斑点の数で農作の吉凶を占う星滑。
そして最後の7つ目が雨壷です。雨壷という大きな岩の中に芝生の生えた場所があります。その芝生を犯すと須佐大神の怒りに触れると言われています。
最後に紹介した雨壷はある人がこれを犯した後に暴風雨になり洪水が起こってしまったそうで、そのせいで村から追放されたというエピソードも残っています。
須佐神社の願いを叶えてくれるパワーはとても強いのですが、その分注意しないといけないことも色々とあるのできちんと礼をもってお願いしてください。
稲佐の浜
稲佐の浜
住所: 島根県出雲市大社町 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 稲佐の浜 |
稲佐の浜は出雲市にあります。
日本の渚百選にも選ばれていて、とても綺麗な浜になります。
出雲大社から徒歩15分程の場所にあり、夏場には海水浴にも利用されています。出雲大社へ向かう途中に行けるためたくさんの人が訪れているパワースポットです。
旧暦でいう10月10日は日本全国の神様がこの稲佐の浜から出雲大社へ向かうといわれています。神様の通り道になっているので強力なパワーがあるようです。
また海水浴としても利用されていますが、儀式の時にも使われている浜です。島根にきたら出雲大社に行く前にぜひとも稲佐の浜に寄ってみてください。
ちなみにこの稲佐の浜には大きな岩でできている弁天島があります。豊玉毘古命を祀っています。
弁天島は以前は海の中にあって橋を掛けないと行けない島だったようですが、今は砂浜で立派な姿を披露しています。
八重垣神社
八重垣神社
住所: 島根県松江市佐草町227 アクセス方法: 電話番号: 0852-21-1148 料金: ホームページ: 八重垣神社 |
須佐之男命と妻のクシナダが祀られている八重垣神社は夫婦の神様なので縁結びの神社と言われています。
須佐之男命が八岐大蛇を退治した時に須佐之男命を助けたのがクシナダです。その後結婚しお子様にも恵まれたそうです。
このことから八重垣神社は縁結びの神様と知られるようになって全国からたくさん人が訪れるようになりました。
この神社の社名は須佐之男命が読んでいたと言われる和歌からついたそうです。
昔はこの場所は八重垣神社ではなく佐久佐神社という名前だったそうで、二人の子供である青幡佐久佐日古命が祀られていたそうです。
八重垣神社は昔は現在の雲南市にあったそうですが、いつからか佐久佐神社の境内へ移されその後神様を合祀して今に至ります。
そんな八重垣神社に来たらぜひやってほしいのが恋占いです。
クシナダが姿見の代わりに使っていたという池があり、そこでできる占いになります。
和紙に硬貨を乗せて沈むスピードで良縁がいつなのかどうかを占います。
この和紙は社務所で貰うことができるのでぜひ試してください。
玉作湯神社
玉作湯神社
住所: 島根県松江市玉湯町玉造522 アクセス方法: 電話番号: 0852-62-0006 料金: 無料 ホームページ: 玉作湯神社 |
玉作湯神社は温泉地の中にある神社で祭神は櫛明玉神になります。
三種の神器の1つ勾玉を作った神様だと言われています。
この温泉一帯は勾玉の製造が物凄く盛んに行われていたそうで、その守り神として櫛明玉神を祀ったのが玉作湯神社の始まりだそうです。
玉作湯神社には不思議な石があります。「願い石」と「叶い石」といいます。
願い石は山で見つかったそうです。全く手を加えていないのに自然に丸くなったと言われている石です。
石が自然に丸くなる確率はななり低いですし、すごく長い時間がかかりますよね? そんな石ですからこの石が見つかった時には「神様が現れた」と皆が喜びし神社に祀られたといわれています。
願い石というだけあり願いを叶えてくれるご利益があると大変人気になっています。
そしてもう1つの叶え石はずっと持ち歩く事のできるお守りです。
社務所で石を貰い願い石に触れさせます。するとそのパワーを分けて貰って御願いが完成するそうです。
そして叶え石は願いが叶ったら神社に返すといいそうです。
龍頭ヶ滝
龍頭ヶ滝
住所: 島根県雲南市掛合町松笠 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 龍頭ヶ滝 |
自然公園の中にあるのが龍頭ヶ滝です。
龍頭ヶ滝は高さ40メートルから流れ落ちる迫力のある滝と悠々と流れてる小さい滝の2つから成り立っている滝です。
滝の横には遊歩道が整備されていて、そこから滝の裏に広がる空間に行くことができます。
空間の広さは百畳ほどになりその奥には滝観音が鎮まっています。
また表から見るよりも裏から見る方が迫力があり「裏見の滝」とも呼ばれています。
そんな龍頭の滝にはあるエピソードがあります。
昔、滝の下流にある村で母馬が子馬を産んだ直後に死んでしまったそうです。そのことに悲しみ泣き続けた子馬がたどり着いたのが龍頭ヶ滝でした。
滝壺を覗き込むとそこには馬が映っていました。母馬だと勘違いした子馬はそれを追いかけ滝壷に飛び込んだそうです。
もちろん滝壺に映っているのは自分の姿なので捕まえる事はできなかったのですが子馬は泳ぎ続けたそうです。
それから月日が経ち成長した子馬は売られる事になったそうです。市場に連れて行かれる途中に水かさの増した川に出くわしましたが、子馬は見事に泳ぎきり人々を驚かせたそうです。
その後子馬は「池月」という名前を授かり戦場で活躍する馬になりました。源頼朝の秘蔵馬として平家物語にも登場しています。
そんな池月がのぞき込んだといわれる龍頭の滝の滝壺を1度覗いてみてはいかがでしょうか。
物部神社
物部神社
住所: 島根県大田市川合町川合1545 アクセス方法: 電話番号: 0854-82-0644 料金: 無料 ホームページ: 物部神社 |
物部神社は宇摩志麻遅命を祀っています。
勝負運のご利益をいただけるといわれている神社になります。
境内はとても落ち着いた雰囲気で、秋には広大な敷地いっぱいに綺麗な紅葉を見ることができるスポットになっています。
そんな物部神社の御朱印帳は鶴の模様をしていて、神社オリジナルの物になっています。参拝客から人気の御朱印です。
物部神社の御朱印からも勝負事のご利益を授かることができます。
神社参拝を行った後は忘れずにもらってくださいね。
ここ1番の大勝負の時はぜひ物部神社に参拝してみてください。
太皷谷稲成神社
太皷谷稲成神社
住所: 島根県鹿足郡津和野町後田409 アクセス方法: 電話番号: 0856-72-0219 料金: 無料 ホームページ: 太皷谷稲成神社 |
太皷谷稲成神社は津和野の藩の領主だった亀井矩貞が京都の伏見稲荷から分霊を受けた事でできた神社です。
藩と藩の平和と無事を願い立てられた神社だそうで、明治までは亀井家しか参拝することが許されなかった神社になります。
その後、全国の藩を廃止して府県を置いた事により一般開放されお稲荷様として参拝することができるようになりました。
お稲荷様といっていますが社名は「稲成」となっています。
その理由はこんなことからだといいます。
太皷谷稲成神社が建てられた時に城の倉庫番をしていた男性が鍵を無くしてしまい、探しても探しても見つからなかったため殿様に報告したそうです。
鍵を無くされた殿様は怒ってしまい7日間だけ猶予を授けその間に探せと命じました。男性はかなり困ってしまい神社のお稲荷様に願掛けをしたそうです。
お稲荷様は当時殿様しか参ることができない神社だったためバレたら大変ですが、男性は7日間必死に通い御願いし続けました。
すると七日目の朝、家の前で音がしたため見に行くと無くしたはずの鍵が置いてあったそうで、男性はすぐにお殿様の所に向かったそうです。
殿様にどうやって見つけたかを聞かれた男性は、素直にお稲荷様に願掛けをした事を話すと正直者だと褒められました。そしてこれまでの事を許されたそうです。
この時にこの神社の願いを叶えてくれる力がとても強いことがわかり、その意味を込めて「稲荷」という漢字を「稲成」に変えたそうです。
また太鼓谷というのも意味があるようです。
江戸時代には時を知らせる時は太鼓を使っていたそうですが、神社で太鼓がなると谷間によく響いたそうです。そこから太鼓谷と呼ばれるようになったといいます。
強力なご利益がもらえて、願いを叶えてくれて、面白いエピソードがいっぱいのお稲荷様にお願いをしに来てみてはいかがですか。
鰐淵寺
鰐淵寺
住所: 島根県出雲市別所町148 アクセス方法: 電話番号: 0853-66-0250 料金: ホームページ: 鰐淵寺 |
島根半島の西側にある北山の中にあるのが鰐淵寺になります。
室町時代までは修験道として知られていましたが、今はひっそりと佇むお寺になっています。
松江で産まれた武蔵坊弁慶が様々な伝説を残した場所としても知られていて、とても綺麗な自然に囲まれているのが鰐淵寺の特徴です。
境内は自然に溶け込むような幻想的な空間になっています。
鰐淵寺は紅葉の名所としても知られていて、11月になると境内は綺麗な紅葉に包まれ見頃になります。
そんな境内で見ることができるのがイロハモミジです。キレが深く小さな葉っぱが特徴です。さらにもみじがトンネルになっている光景は言葉がでないほど美しいです。
もみじだけでなく根本堂の隣にある摩蛇羅社と常行堂の前には立派なイチョウの木もあります。このイチョウの木も秋には綺麗な黄色に染まっています。
ひっそり佇んでいる鰐淵寺ですが境内は広く、建物もいくつもあり、そこへ通じる道もたくさんあるので散策をしに訪れてみることをオススメします。
とても癒される空間を体験することができますよ。
美保神社
美保神社
住所: 島根県松江市美保関町美保関608 アクセス方法: 電話番号: 0852-73-0506 料金: 無料 ホームページ: 美保神社 |
境港から橋を渡ってすぐの所にある美保関の美保神社は海岸沿いの街並みに佇んでいる神社です。
大きなご利益がたくさんあると評判の神社です。
二の門をくぐった場所の両側に狛犬と大きな木があり、ここから結界が貼ってあるようです。
全国に3000社以上ある「えびす神社」の総本山になっていて、事代主神と美穂津姫命が祀られています。
事代主神は漁業や商業、美穂津姫命は農業の神様になります。
農業の神である美穂津姫命は天界から稲穂を持ち込み田畑を耕すことを示しました。この稲穂というのはお米の事をいい、生命力を表しています。そのことから安産の神様としても知られています。
そして事代主神からは漁業、商業のほか商売繁盛や開運のご利益をいただけるそうです。
美保神社に来ればこのようにたくさんのご利益をいただけること間違いなしです。