沖縄の人気パワースポットを紹介します!開運と癒しの10選!

沖縄県のパワースポット パワースポット

日本国内外から観光客が絶えず訪れる、人気の観光スポット沖縄。

沖縄には歴史とともに育まれたたくさんパワースポットが存在します。

今回はその中から、厳選した10のパワースポットをご紹介いたします。

斎場御獄

斎場御獄

住所: 沖縄県南城市知念字久手堅270-1

アクセス方法:
那覇バスターミナルで38番に乗り斎場御嶽前バス停で降りて、そこから歩いて約10分

電話番号: 098-949-1899

料金: 定時ガイド(※土日祝限定)高校生以上300円

ホームページ: 斎場御獄

沖縄県には、御嶽(うたき)と呼ばれている琉球の信仰においての神事や祭祀を執り行う場所がいっぱい点在しています。

斎場御嶽(せーふぁうたき/さいはのうたき)は南城市(旧知念村)にある史跡です。

15-16世紀頃の琉球王国・尚真王時代の御嶽であるといわれています。

琉球の神話では7つの聖地(御嶽)が現存していて、その7つの御嶽の中でも琉球の始祖であるアマミキヨが造ったとされている斎場御嶽が最高位であり、一番神聖な場所とされています。

御嶽には神殿のようなものはないのですが、自然の巨石などを神殿のように見立てて崇拝している信仰がされています。本州で一般的な神社や仏閣などはありません。

斎場御獄は世界遺産にも登録されていて、全国でもとても有名なパワースポットとして知られていて、地元の人からは今でも強い信仰の続く祈りの場です。

この御嶽で一番エネルギーが強いと言わているのは3つの拝所が集中している最奥部の三庫理(さんぐーい)の「チョウノハナ」という最も格の高い拝所です。

その場所は琉球の創世神であるアマミクが降臨するとされている場所です。心が浄化されて、癒されるご利益があるそうです。

中は荘厳な岩々と生い茂る木々から差し込む太陽の光に包まれた神秘的な雰囲気に包まれています。

首里城

首里城

住所: 沖縄県那覇市首里金城町1-2(首里城公園)

アクセス方法:
ゆいレール首里駅より8番系統のバスに乗り首里城前バス停で降りて、そこから歩いて約1分

電話番号: 098-886-2020

料金:
大人820円、高校生620円、小中学生310円、6歳未満無料

ホームページ: 首里城

沖縄旅行で誰もが訪れると言われるほど有名な観光スポットの首里城は県内屈指の格式の高い御嶽が集まる古くから信仰の拠り所であったパワースポットです。

昔、外国との貿易の拠点として栄えた那覇港を見下ろすことができる丘陵地に建設された城であり、日本の城の感じとは異なる作りになっています。見た感じからもわかるように中国の城の影響を大きく受けているようです。

門や建物は漆を使って朱塗りされていて、屋根の瓦には始めは高麗瓦を、後期になってくると赤瓦が使われました。国王の象徴でもある龍が色んな場所に装飾されています。

首里城は風水を用いて設計されていて、戦乱が起きなかった琉球王朝時代に再建されたことからもわかるように、軍事のための城というよりも政治の安定を目的として建てられたことが想像できます。

首里を琉球王国の中心都市としたのも首里が風水的に見て最高の気脈を持つ場所であることが理由です。

また、琉球文化の聖域首里城には城だけではなくいくつものパワースポットがあります。

園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)石門は安全祈願にご利益があるとされていて、歓会門(かんかいもん)は運を引き寄せる力を秘めているそうです。広福門(こうふくもん)は福を行き渡らせてくれるそうです。

首里森御嶽(すいむいうたき)は運気上昇、正殿は安全や繁栄を願うとご利益があります。

首里城から石畳の道を進むとある首里金城の大アカギは、樹齢200年を超えると言われています。

1972年に沖縄の日本復帰と同時に天然記念物に指定されたこの木は日本唯一の地上戦、沖縄戦を耐え抜いた巨木で、琉球王朝時代には神が降り立つ木として知られています。

マリユドゥの滝

マリユドゥの滝

住所: 沖縄県八重山郡竹富町上原

アクセス方法:
大原港より車で約55分
上原港より車で約10分

電話番号:
竹富町観光協会 0980-82-5445

料金: 無料

ホームページ: マリユドゥの滝

マリユドゥの滝(マリュドゥ/マリュウド/マリュードの滝)は、自然が溢れていて沖縄の中でも最も美しい島群の離島の1つである西表島にます。

マリユドゥの滝は日本の滝百選にも選ばれているとても美しく魅力溢れる滝です。

まるでジャングルのような熱帯雨林の遊歩道を奥へ奥へと進んでいくと現れる神秘的なパワースポットです。

マリユドゥの滝がある西表島は東洋のガラパゴスとも呼ばれている場所で、天然記念物のイリオモテヤマネコが生息することでも知られています。

滝の名前の由来は、マリは「丸い」で、ユドゥは「淀」のことです。円形の滝壺をもっているのでこのように呼ばれています。

落差16メートル、直径130メートルの巨大な滝で2段に分かれていて、水量も豊富。崖は砂岩層で、周辺の岸壁には特有の植物が群生しています。

上流250mほどにはカンピレーの滝があります。

マリユドゥの滝から出るマイナスイオンは浄化・癒やしの効果が期待できます。

マリユドゥの滝のある浦内川へは運転しながら西表島のガイドしてくれる島内タクシーを使うのがおすすめです。

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷

住所: 沖縄県南城市玉城字前川202

アクセス方法:
沖縄自動車道の南風原南ICで降りて、そこから車で約10分

電話番号: 098-948-4192

料金: 大人2,200円、高校大学生1700円、中学生以下無料

ホームページ: ガンガラーの谷

ガンガラーの谷は、沖縄本島の南城市にあります。

数十万年もの月日が創りあげた鍾乳洞が崩れて形成された谷間に川や木々の自然が広がる自然豊かなパワースポットです。

ガンガラーの谷には古くから人々が信仰してきた岩や、およそ1万7000年前に存在していたとされている古代人の港川人(みなとがわじん)の居住跡などがあります。

神秘の魅力に満ちている、古の時代に人類の暮らしがあった場所です。

地元の人たちにとってここは聖地であり、入り口にそびえ立つ大主(うふしゅ)ガジュマルは樹齢150年と言われています。この樹木にはキジムナーと呼ばれる精霊が宿るとされています。

鍾乳洞には、数百年も前から、命の誕生と健やかな成長を願う場所として人々が訪れてきた種之子御嶽(さにぬしーうたき)があって、谷には神秘的な何かを感じさせる雰囲気が漂っています。

大きな男性の性器の形をしている鍾乳石イキガ洞(男性の洞窟)は男神として信仰されていて子宝に恵まれるご利益があるといわれています。

女性の子宮のような形をしているイナグ洞(女性の洞窟)は縁結びに効果があるパワーがあると言われています。

ガンガラーの谷はガイドの人に案内してもらう形式になっています。そのためガンガラーの谷に行く時には基本的に予約してから行くことをおすすめします。

大石林山

大石林山

住所: 沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241

アクセス方法: 辺戸岬より車で約5分

電話番号:
やんばる国立公園 大石林山 0980-41-8117

料金:
ガイドツアー:大人3,000円、14歳以下2,000円

ホームページ: 大石林山

大石林山(だいせきりんざん)は、琉球祖神アマミキヨが光臨して最初に作った聖地といわれていて、今でも40箇所余の御嶽が存在する沖縄きってのパワースポットです。

2億年の時をかけてできた岩山、心身を整えるというパワーストーン、特別な力を持つという巨大なガジュマルなど、大自然の聖地です。

沖縄本島の最北端の辺戸岬(へどみさき)の近くにある、沖縄県北部のやんばるの森の中に大石林山はあります。巨石群がそびえ立っています。
ここでは、明らかに周囲と景観が違う大地のパワーを強烈に感じることができます。

沖縄本島最北端に位置しているのでアクセスはちょっと大変ですが、太古の巨石群や辺戸岬の景観も抜群の沖縄県本島北部最大のパワースポットです。南部とは違った沖縄の魅力を提供してくれるおすすめの場所です。

大石林山には44か所に及ぶ御願所があり、生まれ変わりの石と呼ばれている、くぐる回数で運気が変えることができるといったスポットや、御願ガジュマル(うがんカジュマル)と呼ばれる樹齢150年と伝えられているガジュマルなどのスピリチュアルな場所もあります。

ちなみに『御願』とは、沖縄の方言で願いや祈りを表す言葉です。

久高島

久高島

住所: 沖縄県南城市知念久高

アクセス方法:
安座真港で久高海運高速船orフェリーに乗って15~20分

電話番号:
久高島宿泊交流館-久高島振興会 098-835-8919

料金:
フェリー代:大人往復1,280円、子供往復650円

ホームページ: 久高島

久高島(くだかじま)は、沖縄本島の南部にある南城市(なんじょうし)の沖合に5km程船で向かった先にあります。

島の周囲はおよそ8kmです。高速船で約15分で行ける細長い離島になります。

北東から南西にのびた細長い形をしている島で、海岸沿いには珊瑚礁でできた礁湖(イノー)が広がっています。

琉球を開いたと言われている神である、沖縄の祖神アマミキヨが天の世界から舞い降りてきて、この久高島から国づくりをスタートしたと言い伝えられている琉球の聖地と言ってもいい場所です。琉球の神話の中では五穀発祥の地、そして神の島と言われています。

久高島は、神の島と呼ばれるだけあって沖縄県を代表するパワースポットです。島のたくさんのところに聖地が点在していて、そのすべてに重要な意味があるといいます。

「島にあるものは、石ころ一つであっても外に持ち出してはいけない」と言われているほど、沖縄の中でも特別に敬われて大切にされている島なのです。

島全体が強力なパワースポットといっても過言ではない場所です。ゆっくりじっくり巡ることで神聖な力をたっぷりともらうことができるでしょう。

島にある自転車をレンタルするサービスを利用すると、1周8kmほどの島なので快適に島を巡ることもできます。

古宇利島

古宇利島

住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利古宇利島

アクセス方法:
沖縄空港より車で約2時間10分
名護市より車で約35分

電話番号:
今帰仁村観光協会 0980-56-1057

料金: 特になし

ホームページ: 古宇利島

古宇利島(こうりじま)は、沖縄本島の北部にある屋我地島の北に位置している島です。今帰仁村に属している小さな島になります。

最近は沖縄本島でも数少なくなってきた昔ながらの沖縄ならではの景色や海が残っている場所として人気になっているパワースポットです。

古宇利島は沖縄本島の中でも特に海が美しいところで、古宇利島大橋から見る景色は絶景の一言です。

この絶景が人気のスポットになっている古宇利島には、沖縄版のアダムとイヴの伝説が言い伝えられています。琉球人は古宇利島から誕生していったという逸話も存在しているんです。

そこから古宇利島は「恋島」(くいじま)と呼ばれるようになり、それが転じて「古宇利島」となったと伝えられています。

島内にはいくつもの縁結びの御嶽があるロマンチックな島で、長年の波の浸食によってハート形に削られたハートロックは、縁結びや子宝祈願のパワースポットとしてカップルなどに人気です。

ハートロックを見ることのできる島の北側にあるティーヌ浜は、透明度がとても高く、浜には色鮮やかな熱帯魚も生息しています。

島には、男子禁制の場所もあり、参拝のルールがあるので地元の方に案内してもらうなど、マナーを守ってお参りすることが大切です。

浜比嘉島

浜比嘉島

住所: 沖縄県うるま市勝連比嘉

アクセス方法:
沖縄空港より車で約1時間20分
沖縄市より車で約45分

電話番号:
うるま市観光物産協会 098-978-0077

料金: 特になし

ホームページ: 浜比嘉島

浜比嘉島(はまひがじま)は、沖縄本島のほぼ中央に位置する沖縄本島から離れた小島で、現在は海中道路と呼ばれる海上に整備された道路を渡っていく離島です。

沖縄県うるま市に属するこの離島は、昔ながらの赤色の瓦屋根や琉球石灰岩の石垣などが点在していまだ残る自然豊かな島で、30を超える拝所があり、祭事が年中行事としてたくさん行われています。

浜比嘉島にも神秘的な空間が数多く存在していて、大きなガジュマルの下にひっそりと佇んでいるシヌグ堂と呼ばれている東の御嶽や、深緑の森の中にあるシルミチューの洞穴などはかなりの人気スポットになっています。

琉球の祖神であるアマミキヨは久高島に降り立ち、その後浜比嘉島に移り住んだという神話も残っていて、浜比嘉島の港の隣のアマンジという小さな島にはアマミキヨの墓があります。

現在も「シルミチュー」「アマミチュー」という霊場が有名です。シルミチューは、子宝を授かる聖地として人気になっています。アマミチューには何体かの神が祀られていて、無病息災や子宝のご利益を与えてもらうことができます。

浜比嘉島には願い事が叶う場所と言われるムルク浜や他にもいろいろと神々にまつわるスポットが点在しています。

島全体が拝所になっているかのような聖なる島です。

伊江島(城山)

伊江島

住所: 沖縄県国頭郡伊江村

アクセス方法:
本部港よりフェリーで約30分

電話番号:
伊江島観光協会 0980-49-3519

料金:
フェリー代:往復大人1人1,370円、子供690円

ホームページ: 伊江島

沖縄本島からフェリーで30分ほどで行くことができる伊江島は沖縄本島北部、本部半島の北西にある島です。

四季折々の花が咲き彩る温暖な島として知られていて、その南海岸はゆるやかな砂浜ですが、それとは対照的に北海岸は高さ約60mの断崖絶壁が連なっています。

島の中央からやや東よりには一番パワーが強い場所と言われている標高172mの城山(たっちゅー)がそびえていて、ここは古くから信仰の対象になっています。

中腹にある御嶽は航海の安全や豊作などを祈願する拝所になっています。

城山からはこの島全体や本部半島を望むことが出来ます。島一番の絶景ポイントとしても人気になっています。

また、子宝石や子宝祈願などで知られているニャティヤ洞窟(千人洞)などのパワースポットもあるので、子宝に恵まれたい人が多く訪れる場所でもあります。

島の北西の岸には、断崖絶壁の波打ち際から湧き出ている湧出(わじー)があり、伊江島が作り出した美しい風景に出会えます。

それとは対照的に、戦争によって刻み込まれた悲惨な爪痕が数多く残る島のひとつで、平和についても深く考えさせられる島でもあります。

今帰仁城跡

今帰仁城跡

住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地

アクセス方法:
那覇空港より車で約2時間30分
名護市より車で約40分

電話番号:
今帰仁城跡管理事務所 0980-56-4400

料金: 大人400円、中小学生300円

ホームページ: 今帰仁城跡

今帰仁城(なきじんぐすく/なきじんじょう)は、別名、北山城(ほくざんじょう/ほくざんぐすく)とも呼ばれている城跡です。

今帰仁城は、琉球王国成立以前に北山の国王・北山王が居城にしていたと言われていている城で、県内最大級の城(グスク)としても有名です。

平成18年には優れた文化財・著名な歴史の舞台・史跡に贈られる日本100名城にも選定されました。

2000年12月に、首里城跡(しゅりじょうあと)、座喜味城跡(ざきみじょうあと)、園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)、勝連城跡(かつれんじょうあと)、斎場御嶽(せいふぁうたき)、識名園(しきなえん)、中城城跡(なかぐすくじょうあと)、玉陵(たまうどぅん)と本村の今帰仁城跡(なきじんじょうあと)の九つが世界遺産リストに登録されました。

世界遺産リストの登録については、各資産がそれぞれに評価を受けたのではなく、9つの資産全体が形成している琉球の歴史や文化などが評価されました。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」という名称で、資産全体がひとつの文化遺産として登録されています。

今帰仁城は外郭も含めて全部で7つの郭から構成されていて、城を囲んでいる石垣は地形を上手に利用しています。城壁は美しいディテールの曲線を描く首里城とほぼ同規模の面積を有する沖縄屈指の名城です。

遠くに海を見下ろすことのできる長く作られた城壁は、今帰仁城跡の中でも一番パワーを感じられる場所です。良縁や家庭円満、健康を祈るのにうってつけのポイントと言われています。


沖縄は、多くのパワースポットが集まる神秘の島です。

ここに紹介した以外にもパワースポットはたくさん存在します。

パワースポットに興味がないという人も歴史や神話など、いろいろな観光の楽しみ方をすることができます。

たくさんの自然や歴史、強力なパワースポットに触れて沖縄旅行を楽しんでくださいね!

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