愛媛県には昔から信仰を集めている神社やお寺や大きな自然など神秘的な力が溢れているパワースポットが多いです。
個性的なパワースポットが多く色々なご利益や癒しや開運を授かれると言われています。
そんな愛媛県で厳選したおすすめパワースポットをご紹介します。
石鎚神社
石鎚神社
住所: 愛媛県西条市西田甲797 アクセス方法: 電話番号: 0897-55-4044 料金: 無料 ホームページ: 石鎚神社 |
西条市にある石鎚山は日本の七霊山の1つといわれています。
その山頂には石鎚神社の頂上社があり、7合目には成就社と土小屋遥拝殿があります。そして石鎚山の麓には本社があります。
これら4社を合わせて石鎚神社と言います。
祀られているのは石鎚毘古命という神様で天照大神のお兄さんになります。
御神体は石鎚山そのもので、人々に崇められてきた歴史は相当長いようです。
神職が駐在している5月の初めから11月初めまでは頂上社で朝と夕方の参拝があります。頂上には山荘があり7合目にも宿泊施設を備えているため登山をしても宿泊ができるようになっています。
登山でなくても7合目までは車もしくはロープウェイで登ることもできます。しかしここから山頂までは最短でも2時間半はかかるといわれているため時間を考えながら登らなくてはいけません。
山頂までいくと素晴らしい絶景を見ることができるので、体力に自信がある方は大きな石鎚神社のご利益をもらいに是非とも登山にチャレンジしてください。
大山祇神社
大山祇神社
住所: 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 アクセス方法: 電話番号: 0897-82-0032 料金: ホームページ: 大山祇神社 |
瀬戸内海には綺麗な島がたくさんあります。
その1つが愛媛の大三島で「しななみ海道」の道中にある島になります。
そして、そこにある大山祇神社はゆったりとした時間と爽やかな風に包まれた自然の力を授かれるパワースポットになります。
大山祇神社には樹齢2600年の大楠があります。根の周りは20メートルで高さ17メートルもあり国の天然記念物にも指定されています。
祀られているのは大山積大神の子孫といわれる小千命です。2600年も前にこの大楠の木を植えて以来地域と共に今に至ります。
大山祇神社は全国各地に1万社以上ある大山祇神社と三島神社の総本社になります。本社と上津社と下津社の三社から成り立っていて、大山積神やオオイカヅチノカミという姫神とタカオカミノカミという姫神がそれぞれ祀られています。
御神木を含めてこの辺り一体はクスノキ郡と言われていて、伊藤博文が参拝した時にその記念に植えたといわれている歴史あるクスノキがたくさん残されている場所です。
そんな大山祇神社の歴史は長く建てられた時期もはっきりとはわかってないようです。
少し前に立て直された総門は高さ12メートルもあり全てヒノキで作られているそうです。神社といえば色鮮やかな桜門をイメージすると思いますが、大山祇神社の総門は自然の飴色のやさしい風合いになっていてとても落ち着きます。
そんな総門をくぐるととても広い境内があり、最近では色んなイベントや舞台を催しているようで催しごとに色々と楽しむことができます。
自然の気持ちいい光が差し込むとても居心地のいい空間に包まれた大山祇神社でたっぷりの自然のパワーを頂いてみてはどうでしょうか。
滑川渓谷 龍の腹
滑川渓谷 龍の腹
住所: 愛媛県東温市明河 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 滑川渓谷 |
東温市にある滑川渓谷。
ここは1枚岩の上にあり山からの水が広く浅く流れて込んでいる場所です。
その上にはたくさんの木々が多い茂っているため夏でもとても涼しく感じられます。
この渓谷を1時間半ほど登ると渓谷の両脇が大きな丸い岩で囲まれた幻想的な場所に着きます。その姿から「龍の腹」といわれています。
そしてそこには奥の滝といわれる癒しのご利益を授かれる滝があります。
豊かな緑と滝からの飛沫でマイナスイオンをたっぷり浴びられるパワースポットです。
この骨川には他にも「鳥居岩」といわれる場所もあります。2つに割れた大きな岩が鳥居に似ているためこの名前がつき骨川渓谷がある山の守護神といわれています。
長い年月をかけて作られた渓谷からは人の悩みを寄せ付けないほどの大きなパワーを感じることができます。
龍の腹でその力をじっくりと体験してみてはいかがでしょうか。
伊豫豆比古命神社(椿神社)
伊豫豆比古命神社(椿神社)
住所: 愛媛県松山市居相町2-2-1 アクセス方法: 電話番号: 089-956-0321 料金: 無料 ホームページ: 伊豫豆比古命神社(椿神社) |
松山の中心部から少し離れたところにあるのが伊豫豆比古命神社になります。地元の人からは椿神社とも言われています。その歴史はかなり古いようです。
第七代孝霊天皇の第三皇子である伊豫豆比古命が鎮座したことが始まりの神社といわれています。
伊豫豆比古命神社はできてから2300年も経っているという説もありお祭りなども行われました。
祀られているのは既にご紹介した伊豫豆比古命という男神と伊豫豆比売命の女神、その他にも男女1人づつ伊与主命と愛比売命という神様がいます。
真偽は分かっていないようですが国造本紀によると伊与主命は初代久米国造といわれています。
愛比売命というのは愛媛の由来になった神様と言われています。都道府県名で護身名を使っているのは愛媛だけだそうで、縁起や開運、商売繁盛のご利益を授かることができるそうです。
伊豫豆比古命神社の本殿向かって左横に椿に囲まれた船山という丘があります。そこに隠れるように小さなお社があります。この場所は伊豫豆比古命神社でも特に重要な場所だそうです。
先程紹介した伊与主命というのは海人族と言われていて、縄文から弥生にかけて中国の揚子江流域から渡ってきて日本に稲作や漁労、航海術なとを伝えたといわれている豪族だそうです。この海人族が聖樹として崇めてきたのが伊豫豆比古命神社の別名にもなっている椿だということです。
祀られている伊豫豆比古命と伊与主命は同一だという説もあれば伊豫豆比古命が先祖の神様で伊与主命が後継者という説もあります。
新宮神社
新宮神社
住所: 愛媛県松山市福見川町494 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 新宮神社 |
新宮神社は松山市にある神社です。
大山積命を祭神にしていて、熊野神社の神様を分けた神社になります。
十九地山、城主白石若狭守が紀州から大山積命をこの場所に分けてもらった時に新宮神社と呼ばれるようになったそうです。
大山積命は各地の山の神様の総監督であり天孫邇邇芸命の外縁となったそうです。
家内安全をはじめ商売繁盛や開運、厄除け、縁結びの他にも色んなご利益があるようです。
神社の社の側にはとても大きい「三本杉」と呼ばれている杉の木があります。その大きさには圧倒されるほどです。
そして新宮神社の境内に入るととても気持ちいい風の音を聞くことができます。その気持ちいい風の音にはとても癒されます。
ぜひ新宮神社に来て気持ちのいい癒しの空間を体験してみてください。
道後温泉 玉の石
玉の石
住所: 愛媛県松山市道後湯之町5-6 道後温泉本館敷地内 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 玉の石 |
行ってみたい温泉地として必ず名前があがる道後温泉には本館の脇に「玉の石」といわれる丸い石が納められています。
歴史が始まる前にこの国を作るために大国主命と少彦名命が旅をしたそうです。丁度愛媛にさしかかった時に少彦名命が病気になってしまいました。
その時この地の温泉に入ったところあっという間に元気になり石の上で踊ったそうです。
その石というのが本館にある玉の石になります。
道後温泉のお湯を石にかけてお願いするとその願いが叶うそうです。
少彦名命の病気を治したお湯でもあるので病気平癒のご利益を得ることができます。
その他にも玉の石からは縁結びのご利益も頂けるそうです。
八股榎お袖大明神
八股榎お袖大明神
住所: 愛媛県松山市堀之内 アクセス方法: 電話番号: なし 料金: 無料 ホームページ: 八股榎お袖大明神 |
松山の市役所前の堀に沿うように立てられているのが八股榎お袖大明神になります。
赤い鳥居の後ろに大きく枝分かれしている榎があります。江戸時代に勝山城に住んでいたと言われる不思議な力を持ったお柚が榎の大木に住み着いたという話があります。
お柚はその不思議な力を使いたくさんの人を助けたそうです。助けられた人は感謝の気持ちを込めお供えをしたといいます。
そのお供えを貧しい人に配り色んな人と交流を大切にしてきたことから、お柚は大変人々に親しまれここに祀られるようになったそうです。
時代が変わって開発が進んだ時にこの大木が切られる事になったそうですが、工事に関わった人が病気や怪我をして作業が進まなくなりました。そしてお柚の祟りだと判断されてお寺に移されたそうです。
今神社にある榎は昭和20年頃に植えられたものだそうで、側に祠を立てて八股榎お袖大明神として祀られるようになりました。
またお柚はお産のお世話もしたそうで、八股榎お袖大明神からは安産のご利益もいただけるようです。
少彦名神社
少彦名神社
住所: 愛媛県大洲市菅田町大竹乙937 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 少彦名神社 |
少彦名神社は標高370メートルの簗瀬山山頂付近に本殿があります。中腹には神楽殿が、麓には拝殿があります。
そして少彦名神社で特に有名なのが世界危機遺産にもなっている参籠殿になります。
急勾配に建てられた今にも崩れてしまいそうな社は他には類を見ません。中には入れませんが、外観を見るだけで十分価値があります。
参籠殿は崖下から見あげたらほとんどが空中楼閣のように張り出すよう作られています。最近までは藪の中に埋もれて見えなくなっていて倒壊の危機ともいわれていました。選定により認定があれば復興も進みそうですね。
愛媛にはたくさんの少彦名命の伝説があるようです。少彦名命の亡くなった場所が肱川といわれていて簗瀬山がお墓だと言われています。山頂の本殿はそのお墓を祀っていて麓は遥拝所になります。
藩政時代は藩主の命により入らずの山といわれていて境内は秘密にされていました。
麓の参道を進んでいくと拝殿に出ることができ、中殿やお墓のある本殿に続いている参道があります。
本殿までは1時間ほどの道のりになりますが整備がしっかりされていないのでしっかりした服装と靴を履いてから行くことが必要です。
少彦名神社のご利益としては健康長寿や病気平癒などをいただけるそうです。
風穴
風穴
住所: 愛媛県東温市上林 アクセス方法: 電話番号: 料金: 無料 ホームページ: 風穴 |
皿ヶ嶺といわれる四国百名山の1つがあり、その登山口に当たるところにあるのが上林森林公園になります。
上林森林公園には水、風、光の3つの森があり、風の森には絶対に見てほしいパワースポットである「風穴」があります。
風穴は年間を通して風が吹き出している穴で、夏は温度差の影響で霧が発生する事もある幻想的な場所です。
夏場に風穴から噴き出してくる涼しい風が人気になっていて、暑い時期にはたくさん人が訪れている人気のスポットです。
風穴には青いケシが栽培されています。気温や湿度がケシが育つのにいい環境にあるようです。
またヒマラヤブルーと言われる幻の花が6月から7月にかけて咲きます。この時期に行ってみると綺麗な花を見ることができます。
ぜひ上林森林公園の風穴で大きな癒しの空気を感じてみてください。
和霊神社
和霊神社
住所: 愛媛県宇和島市和霊町1451 アクセス方法: 電話番号: 0895-22-0197 料金: 無料 ホームページ: 和霊神社 |
和霊神社は愛媛県の宇和島市和霊町にある神社で今は神社本庁の別表神社になります。
宇和島藩家老の山家清兵衛公頼を祀っている神社です。
山家清兵衛公頼は伊達政宗の家来だったようで、政宗の長男が宇和島に移されるのに伴い家老として支えた人物になります。
宇和島は領主の悪い政治によって疲れ弱っていましたが、公頼が産業振興を行い効果を上げたと言われています。
しかし反対派の企てによって公頼とその息子は殺害されてしまいます。これが「和霊騒動(山家清兵衛事件)」になります。
するとその後に殺害に関わった人が次々と変死したそうです。公頼の祟りだと恐れられました。そこで公頼の怒りをおさめるために「山頼和霊神社」を建てたのが和霊神社の始まりだそうです。
そんな和霊神社には3つの注目ポイントがあります。
1つ目が大鳥居です。昭和13年に建てられ商売繁盛や五穀豊穣などのご利益があるそうです。
2つ目が於多福面という幸せを呼ぶ神様で学業成就や子宝、縁結びのご利益があるそうです。
そして最後が鼻高面になります。日本で1番いい男の象徴と言われていて、無病息災や縁結びのご利益があります。
ご利益をたくさんいただける和霊神社をぜひ参拝してみてくださいね。